骨格ストレートの着痩せテクニックとは?太って見えないコーデ術紹介
Share
なっちゃん
ブランドオーナー・アパレル歴10年私はアパレル業界で8年の経験を持ち、1万人以上のコーディネートを手がけてきました。現在は「ALLY」というブランドを運営しています。皆様のファッションの悩みに寄り添いながら、一緒にスタイルを楽しむお手伝いをさせていただきます。
今回の記事では骨格ストレートの方の着痩せについて書いていきます。
骨格ストレートの方は歳を重ねるごとに上半身にボリュームがついてしまって、
『服選びが難しい』
『いつも似たようなコーデになってしまう』
『体型が気になって大きめの服を選ぶけど、体が大きく見えてしまう』
という悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?
骨格ストレートの方は似合う服と似合わない服がはっきりしていて、間違ってしまうと着太りしてしまいます。
元の体型がキレイなので大きめな服を着てしまうと体型にプラスして大きく見えてしまいます。逆にサイズ感が小さいタイトすぎる服を着てしまうと、体型を拾いすぎてしまってボリューム感が増してしまいます。
ここでは、骨格ストレートの人の着痩せを意識して似合うアイテムと似合わないアイテムを紹介。さらに、着痩せするコーデと着太りするコーデを紹介させていただきます。 最後まで読んでいただけると骨格ストレートの方の着痩せする為のポイントがわかり、ファッションを楽しめるようになるので是非、参考にしてみて下さい。
骨格ストレートの方の特徴
骨格ストレートさんは全体的に肉感があり、厚みのある身体とメリハリのきいたボディラインが特徴的です。 上半身に重心があり、胸の位置が高く洋服の上からでも盛り上がった状態になることもあります。また、腰の位置が高めでヒップにボリュームがあり、前ももにハリがあるので、膝から下はスラリとして細い脚を持っています。 骨格ストレートの特徴を理解することで、似合う洋服を選び、より魅力的なスタイリングが楽しめるようになります。
骨格ストレートの人の着痩せできるアイテムの特徴を紹介!
ここでは骨格ストレートの方の着痩せできるアイテムの特徴とポイントをトップス、パンツ、スカートとワンピース、素材別に紹介させていただきます。ここを押さえておくだけで、スタイルアップに繋がるので参考にしてみて下さい。
骨格ストレートの方の着痩せするトップスのポイント紹介!
着痩せポイント①首元は広めに開ける
骨格ストレートの方は、首が短めで上半身に重心がある骨格タイプです。そのため、厚みのあるデコルテや短めの首をカバーするために、ネックラインの選び方が重要になります。
ネックラインにVネック、Uネックをセレクトすることで、上の重心を強調せずに、顔まわりをすっきり見せ、重心を下げる効果があります。特にVネックやUネックのように下に開きがあるデザインがおすすめです。重心を下げて顔周りをすっきりと見せてくれるため、骨格ストレートのスタイルアップに効果的です。
着痩せポイント②薄すぎない、ハリ感と厚みのある服
骨格ストレートの方は、立体感があり、メリハリのあるボディラインが特徴的です。 上半身はバスト位置が高く、厚みがあること方が多いです。ハリ感と厚みのある服は、骨格ストレートの立体感を引き立て、女性らしいグラマラスな印象を与える効果があります。薄すぎる服は骨格ストレートの方の立体感を拾いすぎてしまうので苦手な傾向があります。
着痩せポイント③肩周りにボリュームのない服
骨格ストレートは、上半身にボリュームがあり、肩回りがメリハリのある体型です。一方で、パフスリーブのような丸くふくらんだ袖は、肩回りにボリュームを加えてしまうため、バランスを崩してしまいがちです。
肩回りをすっきりと見せることで、全体のバランスがよくなり、メリハリのあるボディラインがより際立ちます。
着痩せポイント④ジャストサイズを意識する
ジャストサイズの服は体のラインにフィットしており、骨格ストレートのメリハリのあるボディラインを引き立てる効果があります。また、バスト位置が高いことやボリューム感があるので、ジャストサイズの服がシルエットをきれいに見せるのに適しています。
着痩せポイント⑤凹凸が少ないシンプルな柄の服
凹凸の大きい服は、骨格ストレートの体型に対してボリュームが過剰に感じられることがあります。特にウェストやヒップ周りなどに余計なボリュームが加わると、体型がふんわりとしてしまい、メリハリが失われる可能性があります。
凹凸の大きい服は、体のバランスを視覚的に乱すことがあります。骨格ストレートの体型は上半身にボリュームがある傾向があるため、上下のバランスが崩れやすく、身体全体の印象が不安定に見えてしまうことがあるので注意が必要です。
パンツの着痩せアイテム
ストレートパンツ
テーパードパンツ
ストレートデニムパンツ
スカート・ワンピースの着痩せアイテム
マーメイドスカート
マーメイドスカートは骨格ストレートの方と相性が悪いと言われています。トレンドとしてタイトさがあまり感じられないものもありますが、横幅が広いものや軽い素材のスカートは着ぶくれしてしまう可能性があるので注意が必要です。 ・タイトすぎない ・横幅が広がりすぎないで厚みのあるもの を取り入れることで骨格ストレートの方の着痩せ効果にも繋がります。
キャミワンピース
キャミワンピースは、ウエストマークがされているデザインが特徴的で、骨格ストレートの着痩せにぴったりです。骨格ストレートは上半身が厚いため、ウエストマークがされているワンピースを着ることで、スタイルがより引き締まって見えます。ウエスト部分で切り替えがされているワンピースもおすすめです。 ただし、キャミワンピースの選び方には注意点もあります。 ・華奢な肩紐のキャミワンピース ・寸胴型のワンピース ・フレア状のスカートのワンピース これらのデザインは着太りしてしまったり、ストレートの方の特徴を活かしきれないこともあるので避けた方がいいです。
タイトスカート
骨格ストレートの方は、上半身に厚みがあり、ウエストがハッキリとわかるため、タイトスカートが上半身のメリハリを引き立ててくれます。 スカート選びでは、骨格ストレートの特徴や体型に合った素材や丈、シルエットを重視して選ぶとスタイルアップに繋がります。
おすすめの素材
骨格ストレートの方は、キレイめで厚みとハリのあるアイテムがよく似合います。上品質の素材を選ぶことでキレイな印象になるので素材選びも意識してみて下さい!
着痩せのコツ
・上半身はハリと厚みを意識
春になると生地が薄くなりむっちり感が気になってしまう方も多いと思います。ストレートの方はハンガーにかけても型が崩れないようなしっかりとハリがあり、薄すぎないアイテムを意識すると良いです。
・横の幅より縦のライン(Iライン)を意識する
ストレートの方は太腿の前のハリを気にしている人が多いです。その為、横のハリよりも縦のラインを意識してあげるとスタイルアップに繋がります。
・サイズ感はジャストサイズを意識する
ストレートの方はゆるっとした服よりもジャストサイズか少しゆとりを持ったサイズの方がスタイルアップに繋がります。 メリハリがしっかりしているので隠したい箇所は隠して魅力的な部分を活かせるようなアイテムがオススメです。
トップス・シャツの着回しアイテムとコーデ紹介
ここでは、骨格ストレートの方が着痩せする為のアイテム3点とアイテムを使った着回しコーデの紹介をさせていただきます。
トップス・シャツアイテム紹介
ノースリーブの選び方として、肩のラインがまっすぐで袖口が空きすぎず、ジャストサイズのフィット感が重要です。これに加えて、ハリのある素材やシンプルな形、似合う色を選ぶと、着やせができます。
とろみ感、ハリ感ブラウス
骨格ストレートの方は二の腕の外側にハリがあるのが特徴的です。とろみ感のあるブラウスはハリを軽減してくれ、こなれ感を演出できます。
ストライプシャツ
ストライプ柄は垂直のラインが特徴的なデザインであり、着用することで体型をスマートに見せる効果があります。特に縦長で細めののストライプは、上半身のスッキリ感を強調し、さらに身長を高く見せる効果もあります。
シャツ・トップス着回しコーデ紹介
ノースリーブカットソー
1着目は【ノースリーブカットソーとセミマーメイドスカートコーデ】です。 ストレートの方は中途半端が似合いにくいです。トップスなら長袖、五部袖、ノースリーブと区切りがいい袖の長さのアイテムが似合います。ネックラインはボートネックで詰まりすぎず、トップスのインはサイドを少し出すことによって、骨盤が少し小さく見せるのがポイントです。マーメイドスカートで女性らしい印象をプラスすることでキレイめにみえ、スタイルアップに繋がります。
とろみ感、ハリ感ブラウス
2着目は【薄めのハリ感のあるブラウス&シルクパンツ】です。 薄めのブラウスはストレートさんの苦手アイテムと言われています。キャミソールと合わせて着用し、シャツをこなれた感じで羽織ることで、上半身の気になる二の腕のカバーにもなります。
ストライプシャツ
3着目は【ストライプシャツ&ストレートパンツコーデ】です。
ストライプシャツは骨格ストレートの方に一番、似合うアイテムです。Iラインのコーデが似合うストレートの方に、縦のラインを意識させてくれます。ストレートデニムと合わせて着用することでIラインを崩すことなくスタイルアップにも繋がるのでおすすめです。
いかがだったでしょうか? シャツの着回し方次第で、コーデの幅が広がるので是非、参考にしてみて下さい。 この他にも、1週間のコーデを紹介しています!コーデを知りたい!参考にしたいと思っていただけた方はこちらの記事でもコーディネート情報を掲載していますので読んでいただけると嬉しいです。
骨格ストレートの方が着痩せで失敗するアイテムの特徴
ここまではどういったアイテムが似合うのかを紹介させていただきました! ここからは骨格ストレートの方が着痩せしにくいアイテムの特徴とポイントを紹介させていただきます。骨格ストレートの方のトップスNGアイテムのポイント紹介!
失敗するポイント①首回りが詰まっている
写真のように首元が隠れているようなトップスは骨格ストレートの方は苦手です。骨格ストレートの方は、上半身に厚みがあり、特に鎖骨からバストにかけてのボリュームがある場合が多いです。
また、首からデコルテにかけての筋肉の張りがあるのが特徴的です。その為、デコルテ部分を服で覆ってしまうと胸の厚みが強調されて着膨れしやすくなります。デコルテ部分が詰まったタートルネックやハイネックなどの衣服が骨格ストレートの方には似合わない場合が多いので注意が必要です。
失敗するポイント②薄くてハリがない
薄くてハリがない服は骨格ストレートの立体感を強調してしまいます。その為、着膨れして見える可能性があります。ハリのない服は、立体感を演出するのが難しいので似合わないことがあります。
失敗するポイント③肩周りが膨らんでいる
肩周りが膨らんでいるパフスリーブのようなアイテムは肩幅を強調し、重心を上に寄せる効果があります。骨格ストレートの方は重心が上半身に寄っていて、元の肩幅が広いのでさらに大きく見えてしまいます。 パフスリーブ等を着用する際は、 ・肩の装飾が凹凸していないもの ・ボリュームが少ないもの この2点をセレクトしてあげるのがおすすめです。
また、ジレなどのキレイめなアイテムを身につけることで肩のボリュームを抑えることができ、キレイな印象を与えてくれます。
骨格ストレートの方が苦手なアイテムの特徴
装飾の入ったトップス
骨格ストレートの方は、上半身にボリューム感があるため、装飾のあるトップスを着ると、余計なボリュームを強調してしまう恐れがあります。特に胸元や肩周りの装飾は、体型をより大きく見せてしまう可能性があります。
オーバーサイズ
骨格ストレートの人がオーバーサイズの服を着ると、メリハリのあるボディが活かしきれずに隠れてしまいます。キレイな体のラインがわかりにくくなり、本来の良さがなくなってしまうので苦手な傾向があります。
Aラインのスカート
骨格ストレートの方は、特に上半身に重心があることが特徴的です。Aラインスカートのような横幅のあるスカートは、上半身のボリュームを強調してしまう恐れがあります。フレアスカートは女性らしい柔らかい雰囲気を持つアイテムであり、ストレートタイプのボディラインとは相性が悪い場合があります。フレアスカートを履く際は、広がりすぎないことを意識するとキレイに着こなせます。
まとめ
今回の記事では骨格ストレートの方に向けて着痩せテクニックを紹介させていただきました。
骨格ストレートの方は裸が一番キレイと言われているほどスタイルがいいと言われています。最後にこの3つだけ覚えて貰えるとキレイなスタイリングができるのでこれだけは覚えておいて欲しいです。
・盛らない
・足さない
・Iラインを意識する
この3つのポイントを抑えることで着太りの心配がなくなります。 Instagram、TikTokの方でも発信していますので覗きに来てくれると嬉しいです!